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自転車で行く小旅行


by tmshanagn304

雑草

雑草とは雑草に対して失礼な命名かもしれませんが、農業人間から見たらヤッパリ雑草という名が適当というよりも、むしろ穏やかな命名です。害虫という呼び名に対応するように害草などと命名したらどうかと思うわけです。とても丈夫なこの方々を放置すれば、あらゆる手段を駆使して作物は駆逐されてしまいます。さらにタンポポのように種がワタゲに運ばれて四方八方へ飛ばし勢力拡大に余念がありません。また、地下深く根を張って、次から次へと水虫のように広がっていくものとか、雑草はともかくしつこいです。
写真のこの草は、秋になると黄色の花から種を付け、これが動物の毛などにくっついてあちらこちらに運ばれていくのです。そうはさせじと花が咲く前に引っこ抜いても、迂闊に土の上に放置すれば、(写真2)のように、茎から根っ子を延ばしてさらに生き延びようという生への執念を見せつけられます、誠に悟りを開くことの知らない植物です。高温多湿の中で、この方々を相手に農作業をせねばならないわけですから、日本の農作業は大変で、勢い除草剤なるものの使用もやむを得ないところかと思うのです。
雑草_e0074782_21185062.jpg

(写真2)
雑草_e0074782_2117403.jpg

Commented by 友人K at 2015-10-07 08:45 x
雑草は本当に強いですよね。
道端でコンクリートを割って出てきてる物とか見ると
凄い生命力やなぁと思います。
よろしければこちらへもお越し下さいませ。
イヨッキュも喜ぶと思います。
Commented by tmshanagn304 at 2015-10-07 20:59
Kさんへ。
コンクリートの隙間から出ている草を見ていると、ぐるぐる回る地球に住む人間も、大きく見ればこんなもんかと思うことがあります。
そちらへも是非行ってみたいと思います。Kさん達のご都合も考えながら、「あっちへ連れてって頂戴』などと、わがままを言ってみたいと考えています。
by tmshanagn304 | 2015-10-06 21:30 | 農作業 | Comments(2)